雑草という名の草、害虫という名の虫はいない

こんにちは、ナチュロボです。では今回はタイトルの「雑草」「害虫」をテーマにして、記事をつづります~。

どの草が何という草なのか、もっと知りたい

家庭菜園を始めた当初、周辺にはたくさんの「雑草」と考えられる草が生えていました。当初、農法もなにも知らなかったので、とりあえずすべてを刈り取り、家庭用耕運機で耕し、きれいさっぱり。

ところがどっこい、どんなにきれいにしたと思っても、生えてくる生えてくる、雑草たち(下の写真は、主にオオイヌノフグリに支配されています)。

そして、その戦いに没頭しているうちに、なんだか雑草達が逆に恋しく思えてきて、興味が沸いてくるのです。「何度倒されても何度でも立ち上がる、その不屈の精神」に笑。

こんにちは、ナチュロボです。いま、私はは自然農法ベースの家庭菜園である、自然菜園を目指していますが、そこに至るまでは、各種の苦闘がありました。 ...

英語でも雑草は「wild flower」だし、カッコいいですよね!そこで、下記の「身近な雑草の芽生えハンドブック」なる本を購入。

雑草の芽生えに着目して、まとめられていますが、正直、芽生えを見てどれかがわかるレベルには、私はまだ到達できていません…涙。いずれ、その域に達していきたいと思います!がしかし、花の様子等も併せて記載されているので、

・カタバミ
・セイタカアワダチソウ
・オオイヌノフグリ
・ヒメオドリコソウ
…etc

くらいはわかるようになりました!しかも、カタバミって繁殖力もすごいのですが、その花もなかなかかわいらしいのです。…甘く見ていると痛い目をみるかもしれませんが笑

雑草にも、しっかりした特徴・意味がある

しかも、調べるうちに、雑草にもその適地があることがわかりました。セイタカアワダチソウはどんなところにでも生える、ハイパーな草ですが、ハコベは豊かな土壌で育つそうです。

なので、土壌の状況判断にも使える!なんとすばらしいことでしょう。雑草の力、植物の力が仮になければ、地上は砂漠のような無味乾燥な場所だらけになっていたのかもしれません。

続いて、虫たち

家庭菜園をやっていると避けて通れない道、それが虫たちとの向き合い方を考えること。否が応でも、必ず、遭遇する種類の虫たち、それはやはりイモムシたちでしょう。

2016年夏頃、ソラマメに鎮座しておられたイモムシ殿を撮影してみました。閲覧する勇気のあるかた(?)は参考にどうぞ!

このイモムシ以外にも、家庭菜園をやっていると、いろんな種類・形のイモムシたちと遭遇する機会が多かったため、どんな生態なのか、気になりだしたのでした。そして、「イモムシハンドブック」なる本も購入。

開いて、見てみます。

おひょょおぉおおおぉお!(言葉にできない)

えっと、当然のことながら、いろんなイモムシが、同じ方向から、写真が撮影されています。それがずらっと、整列されているのです。

私はイモムシに興味がすごくあるのですが、かといって、大好きではなく、むしろぞくっとしてしまうので、上記のような反応になってしまったのでした笑

でもこの本、ものすごく作るの大変だっただろうな…と思います。すごく勉強になりました。最初は言葉にならない反応をしてしまうかもしれませんが、何回も見るうちに、冷静に見れるようになれます笑

アオムシは、結構かわいい。でも、害虫?

ただ、イモムシの中でも、アオムシにはあまりぞくっとしません。見た目があまりキツくなく、シンプルだからですかね。

ということで、例年、九州の実家から届いてくるキャベツについているアオムシを、パックにいれて育てたりしています。ところがどっこい、キャベツ農家さんにとっては、「アオムシ」は「害虫」。売り物のキャベツを食べて、生活に影響を与えるわけですからね。

最後に考えてほしいこと。雑草・害虫とは?

タイトルにある通り、「雑草」という名前の草も、「害虫」という名前の虫もこの世には存在しません。つまり、この世界に住んでいる人間が、役に立つか、生活に支障をきたすか、そういう観点で勝手に分類しているだけなのです。

でもそこで大事なのは、「雑草」「害虫」と一面的なところしか見ず、決めつけてしまうことです。例えば自然農法や地球がそうであるように、雑草としか見られない草も、その土壌の健康を保つために役にたっています。

虫たちもただそこにいるように見えて、生態系のなかで色んな役割を果たしていることがほとんどです。そういった役割をきちんと理解し、草や、虫たちと向き合っていくことが大事だと考えています。

ではどうするか?ですが、私は雑草はある程度野菜の成長に影響がなければほったらかしです。虫たちもあまりにひどくなければそのまま、たくさん出現してしまった場合には、こつこつ、今後飼う予定の鶏たちにでも食べてもらおうと思っています笑。

そのくらいに、1人間として、雑草や虫たちと向き合うぐらいが、ちょうどよいと考えております。以上、「雑草」「害虫」に関する持論でした。 

それでは、また!
ナチュロボより

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