王蟲みたいな貫禄!?収穫したタケノコを観察してみた

こんにちは、ナチュロボです。先日、下記の記事のとおり、タケノコ狩りに行ってきました。

こんにちは、ナチュロボです。毎年この時期になると竹林の管理お手伝いも兼ねて、知り合いの竹林にタケノコ掘りにいっております。 せっかくですの...

せっかくなので、タケノコの姿かたちやその詳細を観察してみたので、記事として残しておきたいと思います。それでは、どうぞ。

タケノコの根っこ

タケノコそのものはこれまでたくさん収穫してきました。しかし、その中でも今回、特に面白い形をしているな…と思ったタケノコの根っこ。画像はこちら。

おぉぉ…。見方を変えればこのタケノコ、まるで某ナウシカに出てくる王蟲にそっくりじゃありません?いや巻き貝、いやイカだよ、そんな意見もちらほらありました…。

タケノコを収穫するときに必ずこんな形のものが発見される訳でもなく、とても面白い発見でしたね~。

ネットで調べてみると、同じような感想をもらっている方もちらほら…。うむ、この発見が特にこれといって変な発見ということでもなく、日本各地で観察される根っこと感想みたいです。

もうちょっとアップで見てみます。

おぉ、なんかちょっとキモカワイイ…!?にょきにょきと根っこが生えています。別のタケノコの根っこの部分もみてみましょう。

ほほぉ~、この赤いポチポチから、根っこが生えているのですね~。そしてこの根っこがいずれ、強力なタケノコとしてどんどん勢力を拡大していくのでしょう。

マイクロスコープで観察

では続いて、先日導入したマイクロスコープもせっかくなので使ってみましょう~。どんなことがわかるでしょうか、ワクワク。

タケノコの断面を観察

調理のためにタケノコを輪切りにしていたのですが、その断面を観察してみました。下の写真は断面の外側を撮影したものです。

下の写真は内側の様子を、倍率を上げて撮影したものです。

外側のほうが、この模様の数が多いですね。そして、お気づきでしょうか。この模様…。

イカですね笑

あぁ、そう思うともうイカ以外の何物にも見えなくなってくるぅ…!?不思議です。断面がこんなイカ模様をしていたとは知りませんでした。新たな発見です。

タケノコの皮を観察

では続いて、タケノコの皮の表面を観察してみますよ~。皮の内側は見事につるつるしていますね。皮の外側は、土に埋もれながらだんだんと成長していきます。

手で触った感じはざらざらしていますが、観察してみるとどうでしょうか。撮影した様子はこちら。

おぉ~、結構剛毛な感じがわかりますね。ちょっとアングルを変えてみた様子はこちら。

あれ…なんかすごくきれいです、この金の糸が、たくさん…。うん?たくさんの金の糸…!?

 

…ラン、ランララランランラン♪

 

あぁ、やっぱりあなたは王蟲だったのね!という考えを彷彿とさせてなりません。

いまのところイカ1票、王蟲1票といったところでしょうか。あなたはどっち?コメントいただけると小躍りして喜びます。

マイクロスコープの仕様でLEDライトがあるので光はあてているのですが、画像上はとくに処理を行っていないのに、こんなにきれいだとは…。

身近のミクロな世界の美しさ、まだまだありそうですね。

まとめ

ということで、タケノコ観察記事でございました。タケノコが何か知っているつもりでも、実際に観察してみることでしか気づかないところがあったりするので、楽しいですね~。

ちなみに、オウムの抜け殻でスプラウトを栽培できるキットも市販されているようです。あぁ、腐海の世界に入り込みたい…、という方はどうぞ~。

それでは、また!
ナチュロボより

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

雑草たちとの戦いの記録と、自然農法への目覚め

春のかわいい野草たち:(1) オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、カラスノエンド...

春のかわいい野草たち:(3) ハハコグサ、ハナニラ、アブラナ

春のかわいい野草たち:(2) ハルジオン、シロツメクサ、カタバミ

掘って楽しい、食べておいしい!タケノコの収穫・処理・保存方法

雑草という名の草、害虫という名の虫はいない