こんにちは、ナチュロボです。今日は、以前テーマパークにいったときに出会った、ケヅメリクガメについてのお話しです。こんなに大きいカメが、放し飼い状態になっていたので驚きです。
おおきなリクガメに出会った!
テーマパークに入ってうろうろしていると…人だかり?ができていました。
野次馬根性丸出し!にして近づくと…なんとそこにいたのはおおきいリクガメ。
パーク内を飼育員さんの補助付きで、元気に闊歩しておられました!なんと大きいのでしょう。
さすがの我が家でも飼えないレベルです…。飼育員の人の話によると、大きさは約60cm程度だそうです。
でかいなぁ…と思っていると、飼育員さんから、「持ってもいいですよ♪」と声をかけられました。
ちょっと大きいけど、がんばればなんとかなるっしょ!と思って力をいれたところ…
…
…背筋が切れるかと思いました汗
…
なんと、重さは30kgを超えるそうです…。
普段重いものを持ち運びしていない私には、きわめて厳しい重量でございました汗。
そしてその後、このように大きくする方法として、「陸をあえて用意せずに、泳がせる」「たくさん餌をやり、筋肉にする」「あったかくする」…が重要だそうです。
飼育員の方の語っておられるその様子が、カメへの愛がこもっているのなんのって。
いやぁ、私以外にもいろいろな分野(?)の変人(?)の方がいらっしゃってうれしい限りです。
このカメさんは、その後、飼育員さんにひょいっと(!?)持ち上げられて、お部屋に戻っていきました…。
きっと、日中の温かい時間帯だけのサービスだったのでしょう。
ケヅメリクガメの生態
さてさて、この大きなリクガメ。飼育員さんから名前は「ケヅメリクガメ」という名前のカメであることも教えてもらいました。
詳しい生態も気になったので、調べてみました。
砂漠の周辺やサバンナに生息する。主に薄明薄暮性で、昼間や夜間は自分で掘った穴、他の動物の巣穴もしくはそれを拡張した巣穴の中で休む。乾季になると巣穴の中で休眠することもある。
食性は植物食で、主にイネ科の植物、多肉植物を食べるが、草、低木の葉、花、果実なども食べる。野生下では水がある期間が限られた環境に生息しているため、食物や代謝によって生じた水分を摂取する。
繁殖形態は卵生。成体のオス同士では体当たり、噛みつく、ひっくり返すなどして争う。飼育下ではオスがメスの総排泄孔の臭いを嗅ぎながら追跡した後にメスの周囲を徘徊、体当たりし、メスが動かなくなると鳴き声をあげながら交尾を行った例がある。飼育下では1回に平均15個(最大34個)の卵を年に最大6回に分けて産んだ例がある。卵は約28℃の環境下で120-170日、約30℃の環境下で85-100日で孵化した例がある。
おぉ、やはりその見た目の風貌通り、もともとはサバンナのようなところで暮らしているカメなのですね。
さらに調べたところ、シッポと後ろ足のあいだのところに、円錐型の爪(ケヅメ)がついているので、ケヅメリクガメというそうです。てっきり、足のごつごつ感がケヅメなのかと思っていましたが、そうではないのですね!こんど出会ったら、ケヅメの部分もしっかり観察してみます。
生まれたてのころは手のひらにのるサイズのようですが、大きくなるとその存在感は圧倒的ですね…。飼うとなると…
・もともと熱いところで暮らすいきものなので、ヒーターの準備
・それなりに運動ができるスペースを整える
・ちゃんとしたエサを与えたりする必要がある
…etcが少なくとも必要になるので、現実的ではなさそうです涙
ということで、飼育することはやめておこうと思いますが、テーマパークにはいつもいるみたいなので、また時間ができたら、会いにいってみます!
まとめ
ということで、ケヅメリクガメの記事でございました。よくテレビ等で大きいリクガメやウミガメをみる機会はあっても、実物を間近でみたり、触ったりすることができたのは貴重な経験でした。今後も、いきものについて観察したり、記事をアップしていきます!
カメについて隠されたいろんな秘密…、については次の本でどうぞ。すごく勉強になりますよ~。長生きに隠された秘密、知りたいですよね!
それでは、また!
ナチュロボより