こんにちは、ナチュロボです。以前の記事では、庭に設置した井戸のよいところと、実際に設置した手動ポンプ等についてお伝えしました。
この記事では、手動ポンプに加えて電動ポンプを設置した経緯、理由とその作業を書いております。それでは、どうぞ~。
目次
手動井戸ポンプでの限界
当初、田んぼの給水は週末に定期的に手動で実施する予定でした。ので、井戸を設置するときも、予算との兼ね合いもあり、手動ポンプのみ設置。…しかし、その考えが甘かったのでした汗
田んぼの漏水が予想以上に早く、少なくとも1日に1回1時間程度、井戸からの給水が必要であることがわかったのです…。
一日一回の運動としてやるのも悪くはない(?)かもしれませんが、なかなか日々の仕事と家庭と井戸を全両立は難しいと判断し(笑)、電動ポンプを利用した給水の自動化に踏み切ることにしました。
電動ポンプの購入と接続、自動化
まず電動ポンプについては、インターネットで日立製のものを購入。
出力は400Wであり、この程度のポンプ利用であれば、特に申請の必要性はないようです。そして、設置場所と接続方法をきめました。
なお、電動ポンプは圧力スイッチの搭載しているものとそうでないものがあります。私のように常に田んぼ給水専用にするのでしたら、圧力スイッチは必要ないでしょう。
電動ポンプとの正式な接続方法はいろいろあるようですが、井戸と井戸ポンプの間の配管から分岐するのが一番簡単かと考えました。
その部分のパイプをいったん切断し、分岐管を接続し、電動ポンプの配管とつなげます。つなげる分岐管や配管は、あらかじめサイズをチェックしたうえで、ホームセンターで購入可能です。
電源は、家の屋外用コンセントから給電。また、毎日の給水を自動化するために、屋外用プログラムタイマーを購入。
タイマーは、井戸近くに設置した倉庫の壁にぶら下げています。もうかれこれ1年以上使っていますが、流石屋外用。まったく壊れることはありませんね。
これで、井戸ポンプ電動化・自動化DIY完了です!
電動ポンプのトラブル対応
以上の内容で完了した電動ポンプDIYですが、まったくもって初心者だったからか、以下の問題が発生しました!ので対策とあわせてまとめておきます。
モーターが回るが、水がいっこうに出てこない
水位が極端に低下していて、かつ、配管上のどこかで空気漏れしている可能性を疑いました。
私のように手動ポンプと並列で接続している場合、手動ポンプ側の出口をキャップ等でふさぐ必要があります。呼び水をして、手動側で水位を上げると、問題なく水が出てきました。
また、一時的に水がでていたとしても、ポンプの動作中に水が出なくなる場合もありました。その場合も空気漏れの可能性があります。
途中まで吸い上げができるけれどある程度吸い上げたところで管内の内圧が低くなって外から空気が入っていき、水を揚水できない状況ですね。配管の接続部も空気漏れがあったので、そこを接着剤でふさぎました。
モーターが回らない、安全装置が作動する
なんらかの理由でモーターが回り切れない負荷がかかっています。以下の2つの理由でとまったことがありました。
・砂詰まり
・冬季の内部凍結
砂詰まり、凍結のいずれについても、モーターの部分を開けて確認し、邪魔になるものを取り除きました。
その後、手動でまわしてみてから電源をONすると、順調にモーターが回転しはじめました~。
すごく便利な電動ポンプ
上記のようなトラブルは時々発生したものの、基本的にはすごく便利です!もし田んぼ給水専用にポンプを設置するのでしたら、はじめから電動ポンプのみでもよいのかもしれません。ただ、手動は手動で楽しいので、予算に余裕があれば、両方設置すると面白いですね。給水中の動画も用意してみました。
不思議と、供給されえた新しい水の周りにはメダカたちが寄ってきます。やっぱり、新しい水、酸素がメダカたちにもよいのでしょうね。
井戸を設置してからしばらく運用を続けましたが、1年以上たった今も、問題なく使えておりますよ~。続いて気になってきたのは井戸の水質。チェックしてみたので、次の記事もよかったどうぞ~。
それでは、また!
ナチュロボより