自然菜園のいきもの:(2) 美しくモフモフな蝶、ベニシジミ

こんにちは、ナチュロボです。自然菜園のいきものシリーズ、2記事目です。1記事目は、ちょっとカラーリングが珍しい、ヒメカメノコテントウとその幼虫についてお伝えしました。

こんにちは、ナチュロボです。庭田んぼのいきものはすでにシリーズ化していますが、自然菜園にもたくさんのいきものがいます! どんないきものたち...

今回は、チョウを撮影できましたのでその記録でございます。では、どうぞ~。

我が家の庭にやってくる蝶

自然が近い我が家の庭にはいろんないきものが飛来します。ハチ、ハエ等の昆虫から、鳥まで。その中でもよく目立つのは、やっぱり蝶ですかね。

ヒラヒラーっとふわふわーっと飛んでいる感じがよく目につくのです。その翼もトンボ等に比べたらそもそも大きいし、目立つ色をしてますしね。

蝶の羽が美しく、目立つ理由を考える

ではなぜそんなに目立って美しいのでしょうか。鳥等に見つかって食べられないのかな…。

気になったので調べてみたところ、蝶のように不規則な飛び方をする昆虫は、かの鳥といえども、食べるのはなかなか難しいようです。

であれば仮に目立ったとしても大きな問題なさそうです。予測不可能な動きで自己防衛、すごいですね~。

そしてその美しさは、捕食する生物の目を欺くために進化したと考えられているそうです。

ではあの模様がどのように欺くのか…う~ん、ほかの生物の目の気持ちになってみたいものです。

あとは、メスにPRするために美しくなるように進化したのですかね~。こんなところでしょうか。

本日現れたのは、ベニシジミ

さて、前置きが長くなりましたが、ふと、先日植えたバジルの苗で休憩している蝶を発見しました。

この蝶の名前は調べてみたところ、「ベニシジミ」というそうですね。「ベニ」と名前についていますが、見る限りではオレンジ色です。

ベニシジミの生態

さて、続いてベニシジミの生態です。これまで同様、wikipediaで調べました~。

概要

春に日当たりの良い草原でよく見られる小さな赤褐色のチョウである。成虫の前翅長は1.5 cmほど。前翅の表は黒褐色の縁取りがあり、赤橙色の地に黒い斑点がある。

後翅の表は黒褐色だが、翅の縁に赤橙色の帯模様がある。翅の裏は表の黒褐色部分が灰色に置き換わっている。時に白化する場合もある。鹿児島県でレッドリストの「分布特性上重要」の指定を受けている。

生活環

成虫は年に3-5回ほど、春から秋にかけて発生するが、特に春から初夏、4月から6月にかけて多く見られる。春に発生する成虫(春型)は赤橙色の部分が鮮やかだが、夏に発生する成虫(夏型)は黒褐色部分が太く、黒い斑点も大粒になる。冬は幼虫で越冬する。

幼虫の食草はスイバ、ギシギシ、ノダイオウなどのタデ科植物で、卵もタデ科植物に産みつけられる。幼虫は脚の無いワラジムシのような形をしている。ふつうは緑色だが紫の縦じまがある場合もあり、これはタデ科植物の葉と葉脈に似せた保護色とみられる。

ベニシジミ – wikipediaより

むむ、レッドリストとは、南のほうでは比較的希少性の高い種類のチョウなのでしょうか。

なぜか今回はバジルの葉っぱで休憩していましたが、幼虫はタデ科の植物を食べるようですね。特段野菜を食べたりもしなさそうです。

まとめ

以上、ベニシジミの記事でございました。蝶は比較的飛来することが多いのですが、これまではなかなかうまく写真に収めることができていませんでした。

今回はうまくいったので、次回も飛来してくれたら、観察していきますよ~。

それでは、また!
ナチュロボより

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