「だんごむし わくわく迷路ハウス」で、ダンゴムシに隠された習性を観察したよ

こんにちは、ナチュロボです。いやぁ、ここ最近暑いです、夏です。そしてついに我が家のこどもたちは、夏休みモード!に早くも突入しております。

ナチュロボがこどもたちと夏休みに一緒になってやること…それは昆虫採集&観察!

せっかくだからいろんな生き物観察したいですよね~!で、今回はダンゴムシに着目して、観察してみることにしました。

なんとダンゴムシはその動きを観察するキット「だんごむし わくわく迷路ハウス」というものが売っていました。…こどもたちの夏休みのアイテムにいいかも!?と思い、購入しちゃいました。

「だんごむし わくわく迷路ハウス」、到着!

…ということで、だんごむしワクワク迷路ハウス、到着しました!さっそく開封でございます。

中身は、ガイドブック、容器&フタ、緑のブロック、スポイト、虫メガネ、そして白いビーズが入っていました。この白いビーズは土の代わりに入れるみたいです。

そして緑のブロックを容器の中で組み替えてはめ込むことで、迷路をつくれる!みたいです。

迷路を作る前に…ダンゴムシの習性を学習!

実はダンゴムシの動きには、ある習性が備わっているのです!それは、「交替制転向反応」という動きです。以下のページに、詳しい説明が載ってます~。

交替性転向反応とは、動物に見られる行動に関する習性のひとつで、右に曲がった後には左、左に曲がった後ならば右に曲がるというように、曲がる向き(転向)を入れ替えて(交替)進む習性のことです。

簡単にいうとジグザグに進むということです。

引用:ダンゴムシの交替性転向反応の解説・理由・メカニズム – ダンゴムシジャパン

右にいって、左にいく…なるほど~!自然界では、敵から逃れるため、このようにジグザグ走行することが、より遠くにいくための秘訣なのでしょうね~。

決して複雑な動きをせずとも、このようなシンプルな作戦をとる!というのもひとつの生存戦略ですね。興味深いです。シンプルライフが人間界でも流行っていますし!

迷路を考案!そして組み立てました

では続いて、迷路作成です~。ダンゴムシの習性をうまく引き出すような、迷路をつくればよさそうですね。

どんな迷路がよいかなぁ~、と考えた末、上の図のような迷路にしました。スタート地点でスタート後、左、右、左、…と繰り返せば、ゴールまでいける迷路です。

では迷路がきまったところで、容器で実際にブロックをはめ込んでいきます!

迷路完成!でございます。はてさて、何匹のダンゴムシが、ゴール地点までたどり着いてくれるかな?実験でございます~。

なお、ダンゴムシは、我が家の小学生の息子君と娘ちゃんが、庭から採集してくれました。さすがわが子!(親バカ)

だんごむし迷路、スタート!

ではさっそく、スタート地点にダンゴムシを投入して、スタートしてもらいました。

スタート地点に降りたのは、8匹。果たして何匹のダンゴムシがゴールまでたどりつくでしょうか?その様子は動画でぜひチェックを~。

約3分程度の間に、なんと8匹中6匹のダンゴムシがゴールしてくれましたね!

特に最初の一匹目のゴールまでのスピード、半端なかったっす!これがダンゴムシの隠された習性なり…!

とはいえ、すべてのダンゴムシが即座にゴールに向かうのではなく、じっとしてたり、脇にそれたり、個体差があるのも楽しいですね~。

予測不可能な動きをしてくれるのも、いきもの観察をする上での大いなる楽しみです!

その中でもどんな法則があるのか、じーっと観察するともっと隠された法則が発見できるかも…!?ですね~。

こどもたちも楽しみました

ナチュロボの実験が終わった後は、こどもたちと一緒にいろいろデコってみたり、エサを与えてみたり、その餌を食べる様子を観察したりしました。

単に迷路として遊ぶだけではなく、暮らしてもらうこともできるみたいですね~。

とはいえ、おそらくダンゴムシも外で暮らすのがいいに違いない!ということで、一通り観察した後は、庭に戻ってもらいました。また会おう!ダンゴムシ殿!

まとめ

ということで、だんごむし わくわく迷路ハウスで遊んでみた記録でございました。

庭にいるダンゴムシをコロコロして楽しむだけでなく、近くで実際に観察してみることで、おぉ!そうなのか!と体験的に理解できることがあるので、いきもの観察はやめられないっす…!~。

それでは、また!
ナチュロボより

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