まずは学習してみよう!おすすめ自然農法関連本をご紹介

こんにちは、ナチュロボです!本日は仕事は休みですが、久しぶりに早起きしました。こどもたちは朝からアニメに夢中のようです笑。なので、さっそく記事更新です~。

自然農法の源流「自然農法 -わら一本の革命-」

では、本題へ。もともと、農法云々はまったく知らなかったのですが、調べれば調べるほど、いろんな農法があることを知り、その中でもっとも魅力的に映ったのが自然農法でした。きっかけは、ただ一冊の本、「自然農法 -わら一本の革命-」でした。

自然農法、という農法を生み出した、福岡正信さんの、元祖、自然農法本です。私の最も気に入っている本のうちの一つです。雰囲気的には「沈黙の春」的な感じもします。

内容は、福岡さんの哲学的思想・思考がふんだんにとりいれられ、数々の考えに共感しました。初版が出版されたのは1983年ということで、30年経過していますが、その内容は現代でも、今現在だからこそ、通じる考え方だなぁ、と感じます。

その中でも「人間は自然を知っているのではない」「科学技術の意味と価値」の箇所を少しご紹介。科学者があまりにも専門家・分化家された状態で物事をみたときにはその面は一面でしかなく、本物ではない、という考えです。

たしかに、その通りと思います。下手に部分的に特化しまってしまうために、全体を把握、見通すことができなくなってしまう…、私もよくやってしまうものです汗

そして、「科学技術の意味と価値」。基本的に上記の考え方と同じですが、「統合的な技術」になっていないことが問題点とあります。

すなわち、技術・科学の一面しかみていない実験をやり、その技術を使っている。そういう技術では意味がない、というところです。そして、科学技術を全面的に否定しています。

統合的な技術化、は私も必要と思います。がしかし、すべての科学技術をあきらめる、というのは個人的にあきらめたくないところです。

科学の可能性を信じたいですし、これまで、幾多の自然科学を理解してきた人類が、うまく共存していく統合的な技術にできるために、歩みを止める必要はないのではないでしょうか。

これからも失敗することはあるでしょうが、少しづつでも、進歩していきたいと考えています!

…ということで、感想と考察、意志表明(?)でございました。

実践的自然菜園本「これならできる!自然菜園」

福岡さんの自然農法に感銘を受けたので、実践的に家庭菜園に取り込もう!と思い、大変参考にさせていただいたのが下記の本です。

こちらは著者の竹内孝功さんの自然菜園のあり方について、まとめられているもので、自然農法の考え方にのっとり、様々な野菜を育てる実践的な方法について書かれています。

植物そのものが持っている可能性を極限まで発揮させる、そこに手を貸す、そのような手法です。このやり方、私もとても大好きです。実際、現在の家庭菜園のプランニング、育て方等は、すべてこの本のやり方をベースに実践しています。おすすめの本でございます。

上記の本を補完「自給自足の自然菜園12カ月」

さきほどの「これならできる!自然菜園」とあとに出版されたものです。

基本的な思想的な記述は少なくなりましたが、作物に関する詳細な育て方はやはり見やすい!です。新たに、鶏・卵、田んぼに関する記述が増えているところがうれしいですね。

また、一番の特徴は1年の活動がわかりやすく畝別に記載されているところです!これは以前の本にはなかったので、実際にどう行動すればよいのか、非常に参考になりました!

田んぼ本「究極の田んぼ」

さて、続いて田んぼ編。この本を入手する前に、すでに田んぼ作りが完了していました。が、そこで一つの問題に直面します。それは、冬季に水を張るか、否か、についてです。

すでに田んぼにはメダカたち、カエル、トンボ等のたくさんの生物がすみついていたので、できればこの状態を維持していたいと思っていたのです。しかし、普通の田んぼは稲刈り前に水を抜き、米を大きくさせるんだよな…、と思っていた矢先に出会った本でした。

解決策、それは、「冬季湛水不耕起」と呼ばれる農法、つまり、冬季もつねに水を張り続け、かつ、耕さない、まさに自然農法ともいえる手法があることを知ったのです。

しかも、たくさんの生き物たちと一緒に暮らすことで逆に、収量もよくなる、という夢のような方法です。

その秘訣は、イトミミズ!とのことです。いま現在の田んぼにはいるかどうかわかりませんが、よい環境になるよう、モニタリングしていきたいと思います!

まとめ

以上、これまでに読んだ自然農法関連本のご紹介でした。ほかにもいろんな本を買ったり、読んだりしていますが、共通点は「自然本来の力を信じる」「いろんな生き物と共存する」が貫かれていると思います。

やはりこの地球、すばらしい生き物たちがいっぱいいるので、そんな生き物たちとともに、幸せに暮らしていきたいですね!

それでは、また!
ナチュロボより

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