いきものの生存戦略:ひつじの瞳孔は横、ねこの瞳孔は縦の理由

こんにちは、ナチュロボです!今日は動物のお話を。先日牧場にいったときに、羊の目をよくみていたのです。

瞳孔にあたる部分が横向きになっていますよね。人間はいつも丸いですが、猫は周りが明るくなると瞳孔は縦になりますね。それはなぜなのでしょうか?調べてみました。

動物の瞳孔の形には理由がある

調べたところ、動物の瞳孔にもいろんな形があるのですね。そして、その形もそれぞれの動物の暮らし方に応じて、進化してきたようです!

羊の瞳孔は横

羊の気持ちになって想像してみましょう・・・。羊は草食動物であり、エサの草を探すか、逆に、肉食動物に狙われていないか、を目でチェックすることが大事です。

より、広い草地を見渡して、エサを探す、天敵を避ける、という行動を常に行う必要があります。そういう行動をするために、最も適した形として、この目の形になっていったと考えられるようです。

自分の身を守るためにこういう形に進化した、目。羊以外のウマ、ヤギもこのような目をしています。全体を広く把握し、即座に認識する必要がある、草食動物固有にみられる特性なのでしょうね。なるほど、納得・・・。

猫の瞳孔は縦

一方、猫はまわりが明るくなると瞳孔が縦になります。これも猫の気持ちになってみます…。

猫は、普段、藪の中などで暮らしていて、薄明るい状態で獲物を狙っていたそうです。その状況を考えると、縦になるのが適切な形なのでしょうね…。

しかも、夜行性でもあるので、日中はその瞳孔を守る役割もあるそうです。

猫のほかにも、キツネ、トカゲ等もこの縦のカタチですね。肉食系はこの縦のほうが都合がよいのでしょう。ターゲットに気づかれないようにそーっと近づいて、襲い掛かる!系でしょうか。

そのほか、ペンギンもナマケモノも、各自が各自で、様々な生存戦略と人間が考えもしない生き方をしているのです!漫画と解説を組み合わせた「LIFE」はこの面白い部分をよく表現している本です。楽しめますよ~。

瞳孔の形も、生活に合わせて進化したもの

なるほど、瞳孔ひとつとっても、その動物の生活にあった形式に進化してきているのですね!面白い…!ちなみに人間についても調べてみました。

人間は、興味関心の多いものを見たときには、瞳孔が開く…そうです。本当かどうかわかりませんが、人の瞳孔もチェックしてみるといいかもしれませんね!…うざがられそうですが笑。

それでは、また!
ナチュロボより

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