こんにちは、ナチュロボです。毎年この時期になると竹林の管理お手伝いも兼ねて、知り合いの竹林にタケノコ掘りにいっております。
せっかくですので、その掘り方・収穫方法と、調理方法について、記事にまとめていきますよ~。
竹林にどんどん生えてくるタケノコ
タケノコ堀りをした現場の写真です。立派な竹林でございます。
しかし、管理を怠ると一気に竹がどんどん茂り、人の入る隙間もなくなり、竹そのものも細ーくなってしまって、どうしようもなくなってしまうようです。
なので、適切にタケノコをいただくことで、竹林もきれいになるのですね。
竹林管理のためにタケノコを間引く際には、ある程度成長(150cmくらい)してから折ることで、その間引きの手間を削減できるようです。
小さいものをポコポコ追っても竹のエネルギーロスが小さいので、次から次へと生えてくるみたいですよ~。といいつつ、ある程度短めの竹を折ったのでした。
昔は、竹の需要は本当にいろいろあったようです。家の屋根材や部材、箸、ざる、物干しざお…etc。
しかし現代は残念ながらそういった製品はほとんど化学的に作られた材料の物品に置き換えられてしまい、その需要は激減してしまいました。
少しでの自然の力を活用すべく、なんとかしたいのですがね~。元気にすさまじいパワーで生えてくれるのに、もったいないものです。
タケノコの収穫方法
さて、それではタケノコの収穫方法についてです。必要な道具は、長靴と動きやすい服装、そして要となるクワですね。
これらを準備して、いざ、タケノコ狩りにGo!でございます。
タケノコの見分け方
まず竹林に入って見つかるのは、ザ・タケノコ、といわんばかりの見た目に成長したタケノコですね。
はい、まさにこんなタケノコ。おおきさ30cm程度でしょうか。…ですがしかし、収穫すべきタケノコはこんな大きさのタケノコではないのです!
地面からでた大きさが大きいと、かなり硬くてえぐみがあってピリピリし、とても食べられるレベルではないのです。探すべきは、こんな状態のたけのこです。
ちょっと写真が見づらくて申し訳ないのですが、探した見つけたタケノコの芽です。
だいたい地面から数cmレベルの芽が生えている状態です。この程度の大きさであれば、食べれるタケノコですね~。
タケノコの探し方
探し方としては、自分の頭が竹に激突しないように注意しつつ笑、足裏でがさごそ、周囲を探す感じでやるとよいでしょう。
足の感覚と目の感覚を研ぎ澄ませて、ぜひ所望のタケノコを探してみましょう。竹林内であれば、数日おきに新芽が生えるので、きっと見つかりますよ~。
タケノコの掘り方
次に地面に埋まっているタケノコを掘り起こします。掘る場所は、タケノコの生えている方向・曲がり方を見極めつつ、タケノコが反っている方向の腹側にします。
そうすることで、よりタケノコを傷めずに、収穫できます。
掘る場所がきまったらひたすらにクワを振り、土をのけて、タケノコの姿をあらわにしましょう。
ある程度ほったら、いっきにクワにテコの原理で力をかけて、グイッとタケノコをゲットです!いやぁ、楽しいですね~。
タケノコの処理方法
いやぁ、大中小あわせて10本しました。ではでは、食べれるようになるまで、処理していきますよ~。まずは、ある程度土がついている部分含めて、皮をむいていきます。
ある程度軽量化してきれいになったら、いよいよ台所に持ち込みます。
一刀両断すると、ご覧のような断面になっております。この断面のうち、食べれるのはしたの三角形の部分ですね~。
皮をむいてみるとその小ささに驚きますが、このちっさいタケノコのほうが、うまいのですよ~、これが。食べ比べてみると一舌瞭然でございます。
処理したタケノコたちの写真です。
もうここまでくると市販しているタケノコと同じ状態ですね~。では最後の処理、あく抜きですよ~。
まずは鍋に入る分のタケノコを投入します。
続いて米ぬかを投入。米ぬかがあることで、タケノコのエグみがちゃんと取れてくれるようですね~。
そして水をいれて、1時間程度、弱火で煮込みます。この状態までで、ようやくタケノコの処理完了!でございます。
このあとは切り刻んでタケノコご飯にするもよし、煮物にするもよし、たくさん取れたら取れた分、レシピを工夫して楽しむのもいいですね~。
また、タケノコがたくさんありすぎた場合は、処理を最後まで進めた状態で、冷凍保存しておきましょう。いずれタケノコを食べたくなったときに、すぐに調理に回せますね。
まとめ
以上、タケノコ収穫とその処理・保存方法に関する記事でございました。なんだかんだで毎年確実にとれるので、恒例イベントにしても楽しいですね。
スーパーで買うと意外と高いタケノコですが、シーズンONのときはけっこう有り余っています。
ぜひぜひ竹林を持っている方とお友達になって、お手伝いついでにタケノコをゲットしましょう笑。
我が家の作物としても取り組みたいところですが、竹のすさまじいパワーに我が家のコンクリ基礎からなにからすべて破壊されてしまいそうなので、やめておきます笑。
いつか竹林の所有・管理も小規模でよいので自分でやってみたいですね~。
それでは、また!
ナチュロボより