こんにちは、ナチュロボです。庭田んぼのいきものシリーズ、7記事目でございます。前回の記事では、ミクロにみるとかわいい、巻き貝の赤ちゃんについてお伝えしました。
今回は、シオカラトンボ (メス)の記事でございます。先日、家の中の窓から庭田んぼを眺めていたら、水面がバタバタ、バタバタとしていました。
いつもはメダカたちが水面をにぎやかにすることはあっても、今日はいつもと違うな…と思ってみてみるとそこには溺れているトンボが!慌てて救出に向かいます。
チリトリでシオカラトンボ(メス)を救出
はてさて、トンボを救出しようと思い立ったはいいものの、何で掬おうか…と考えたところ、玄関先で目に入ったチリトリ。
「これだ!」ととっさに手に取り、庭田んぼに向かいます。そして、なんとかトンボを救出したのでした。
なんとか、生きてくれているみたいですね~。よかったです。その後、庭田んぼ付近で、しばらく羽を乾燥させました。羽が濡れたままだと重くて、飛び立てないようです。
せっかくですので、乾燥中の動画も撮ってみております。
この数分後しばらくすると、自然と飛び立って、帰っていきました!よかったです。
もしかするとこの庭田んぼで誕生したトンボかもしれませんし、元気に生き抜いてほしいものですね。
トンボが溺れる理由を考える
ではなぜ、このトンボが庭田んぼで溺れてしまっていたのでしょうか。クモの巣にひっかかるのであればともかく、たぐいまれな飛行性能を誇るトンボ。
猿も木から落ちる、のようですが、トンボがなぜ溺れてしまうのでしょうか。
(1) 羽化直後で、まだ飛行の訓練が十分でない
(2) 産卵しようとしたが、水面に近づきすぎた
(3) 水面ギリギリを飛んでいたところ、突風が吹いた
(4) 筋肉が動かなくなり(?)落ちてしまった
…etc。考えられる理由はいろいろありそうです。このうち、有力なのは(1)ですかね。つい最近、アオモンイトトンボの羽化の様子を目撃したことですし、今が羽化のシーズンなのかもしれません。
現在庭田んぼにあるのは前年度刈られた枯れた稲だけだったので、羽化中にその稲が折れてしまったのかもしれません。
いずれにせよ、庭たんぼで事故的に起こってしまったものは可能な範囲でちょっとしたヘルプをしていきます。クモの巣にひっかかったトンボ等はそのままにしておきましょうかね。
その場合はクモの戦略の勝利なので、そっとしておきたいので。まぁ、気の赴くままに行動していきますよ~。
まとめ
ということで、庭に落ちたトンボ(シオカラトンボ(メス))の救出に関する記事でございました。今後もなにかあれば、ちょっとは自分にも役に立つことを支援していきたいものですね~。
そうすることで、自然すら、自分との運命共同体に思えてくる…のです(なんじゃそれ笑)
次回は、マメゲンゴロウの記事でございます~。
それでは、また!
ナチュロボより