こんにちは、ナチュロボです。今回は、タイトルにある農法についてご紹介と考察の記事を書きたいと思います。
数年前、家庭菜園を始めたとき、色んな本を手に取り、読んでいました。まずは農法どうこうより、「いち早く野菜を作って食べたい!」くらいの気持ちしかありませんでした。
…ところが!
農業の手法、方法について調べるうちに、いろんなやり方があることを知りました。知れば知るほど、自分なりに気に入った手法で実践・育ててみたくなったのです。
そこで主な3つの農法について簡単ですがご紹介後、今後の展開を考察します。
生産性の高い、現代農法
日本で最もスタンダードな農法です。農業のいろんなプロセスで、機械・化学肥料・化学農薬/除草剤・その他の現代技術を利用する方法です。
手法としての再現性(誰でもできる)が高いので、なんだかんだで、生産性のみを追求すると、この手法が最も合理的・経済的です。なので、この農法がスタンダードになっているのでしょう。
環境に配慮した、有機農法
現代農法の化学プロセスの部分の問題点を指摘・改善しようというのが、有機農業です。特に、化学農薬は人体に影響の少ない量に規制されているとはいうものの、長期的に周囲の環境に与える影響・農業の持続可能性を考えると、避けるべきと思います。
一方、化学肥料は一時的には悪影響は与えづらいものの、薬効が大きいことから、本来自然に含まれない配合で続けて土壌に与え続けてしまった場合には問題になります。
有機農業では、有機肥料を利用し、基本的には化学農薬は使用しません(自然の成分を利用した農薬は利用したりするようです)。細かい定義はいろいろあると思うので、別サイト等での確認を推奨します。
では有機農業でいいのではないか、と思いその方法を模索していたのですが、いろいろやろうとすると手間がかかるのです。その最も顕著な例が、野菜を食べる虫・野菜以外の草対策。
現代農法では農薬で一毛打尽にするので手間は少ないのですが、有機農法ではその対応を人がすべてやる必要があります。つまり、生産性が現代農法より低くならざるをえないか、高度が技術を必要とすると思われます。
ゆえに、有機農業で成功している方はその販路・ブランド化の部分で工夫しているのでしょう。
…農家でもないくせに知ったような口をたたいてすみません(汗。
で、のんびり屋の私は、「自然農法」なる農法を発見したのです。
いきものの力を最大限発揮・共存する、自然農法
ある程度の手間はかけるものの、基本的に放任し、耕さず、自然のままに行う農法です。私は、竹内孝功さんの書籍を参考にして、いろんな方法を実践してきました。
いろんな草やいろんな虫たちとともに暮らせて、手間もかからないので、自分の性分にはあっていました。
しかし、生産性を考えると、有機農業と同様、厳しいと思われますし、しっかりとした作物を育てるには、高度な技術を必要とすると思われます。自然農法については、以下で参考本を紹介していますので、併せて読んでもらえると嬉しいです!
将来は、自然農法をベースとした農法の近代化がよいのでは
ということで、現代農法・有機農業・自然農法それぞれ問題点がありますが、私的には、自然農法をベースとした農法の近代化ができればよいのではと思います。
家庭菜園をやる上では、手間がかからず、かつ、いろんな生物とともに暮らす自然農法がよいのではと思います。
ただもう少し近代化(誰でもできる)して、楽しく、生産的な自然農法となるものを目指していければと思います。…道のりは長そうですが汗
それでは、また!
ナチュロボより