庭田んぼのいきもの:(1) 食うか食われるか!メダカ、ヤゴの攻防の行方

こんにちは!ナチュロボです。記念すべき庭田んぼのいきものシリーズ、1記事目でございます。

現在は、庭田んぼ(2016年製作)にて、稲と一緒にメダカを育てております。それ以前(2015年)には、まずはバケツ(というより大きなタライ)で稲&メダカを育てていたのでした。そのバケツに、驚きの変化が…!という記事でございます。

バケツ稲でのメダカたちが果たす役割

自分の庭でコメを育ててみたい!と思ったとき、バケツ稲を準備するまでは、各種のサイトの情報を参考にやりました。そして、その中にはメダカを投入したのです。それは、「ボーフラ」対策のためです。

メダカたちにとってはボーフラは限りない栄養源であり、発生したら速攻で、食べてしまうようです。なので、たとえ水を張っても、メダカたちがいればボーフラの発生はほぼ皆無になるようですね。ありがたい限りです。

加えて、ときどきバケツ稲をみて、ちょろちょろ動いているメダカたちをみているだけでも、すごく癒されます…!2015年当時に撮影した動画をどうぞ。

翌年の2016年夏、驚きの変化が

冬には凍ったりしながら、なんとか無事にメダカたちも越冬しました。各バケツに5-6匹ずつ投入していたのですが、小さいメダカたちも増えて、ファミリー化してきたところでした。しかし2016年の夏、驚きの変化が…

突如、一つのバケツのメダカたちが、完全に全滅してしまっていたのです!!!

…マズい。このままではボーフラ大発生になってしまう…!ですがその理由はわかりませんでした。しかし、バケツをじっとみていると、変な生物とであいます…。

バケツのメダカを全滅させた正体、それは、「ヤゴ」

メダカのいるバケツをじっとみていると、あるとき小さいメダカが瞬間的に消えました…!きになって網で調査すると、それはヤゴ!トンボの幼生ですね。

おそらくこのヤゴが、バケツのメダカを全滅に追い込んでいたのでしょう。

調べてみると、ヤゴはとても食欲旺盛で、一度成長してしまうと、バケツ程度の広さであるならば、一気にメダカを食べつくしてしまうようです。

そして、トンボは秋ごろに飛来して水面にお尻をつけて産卵し、翌年あたたかくなってから、ヤゴとなって活動が活発になるようですね。

予防策としては、あらかじめ網をはっておくとよいそうです。が、稲があるのでなにぶん網は難しい…。一度発生してしまったら、水槽のリセットも推奨されるようです…。

ヤゴの生命力半端ない…!ちょっと惚れる…!

ということでヤゴを発見しては、すでに完成していた庭田んぼに投入を繰り返しました。メダカが全滅したバケツには、別のバケツから数匹のメダカを移動しました。

そして、バケツのメダカたちは命をとりとめたのでした。

しかし気になる、2017年夏、メダカとヤゴの攻防

バケツから庭田んぼにいれたヤゴは数匹…。一方、現在庭田んぼには当初30匹を投入し、現在は小さい第二、第三世代のメダカたちもいっぱいいます。数が減っているどころか、むしろ増えています。

しかし、わからないのはこれから…。庭田んぼにたくさん、シオカラトンボたちが産卵している様子を、たくさん目撃しているのです…!

ヤゴたちが孵化して、庭田んぼの生物バランスはどうなるのか…?すごく興味があります。個人的にはヤゴもトンボもメダカも好きなので、うまくバランスよく、住んでもらえると嬉しいなぁと思っております。

私はヤゴを積極的に飼育している訳ではない?のですが、自宅の中の水槽で飼ってみるのも面白そうですよね。どんな動きなのかじっくり観察できそうですし、何より見てるだけで癒されそうです。

結果は夏になってからのお楽しみ

ということで、メダカvsヤゴに関する記事でした。引き続き状況がわかったら、アップデートしていきます!庭田んぼのいきものシリーズ、次の記事もよければどうぞ~。

こんにちは、ナチュロボです。庭田んぼのいきものシリーズ、2記事目です。前回は、2016年に起こったヤゴとメダカの攻防について書きました。 ...

それでは、また!
ナチュロボより

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

いきものの生存戦略:ひつじの瞳孔は横、ねこの瞳孔は縦の理由

庭田んぼのいきもの:(2) カマキリみたい!かわいいシオカラトンボのヤゴ

庭田んぼでお米を作る!:(2) 庭田んぼの変化、そして念願の収穫!

パターン通りの動きではダメだ!予測不可能な行動こそ生き抜く秘訣

本日のお庭にいらっしゃいコーナー:なかなかに凛々しい野鳥、ヒヨドリ

庭田んぼでお米を作る!:(1) 庭田んぼ完成までに必要な5つの作業